ポリープ切除

内視鏡的大腸ポリープ切除術(日帰り手術)

  • 完全予約制で内視鏡的大腸ポリープ切除術(日帰り手術)を行なっています。

  • 対象はポリープの大きさが10mm前後、ポリープの数が多くない方、心臓病などの重症の基礎疾患のない方、70歳前後の方、自宅までの距離が1時間程度、抗凝固剤の内服のない方、で内視鏡的大腸ポリープ切除術(日帰り手術)を行なっています。

  • 対象外の方は、入院治療をお勧めしています。
    すなわち、切除後の出血や穿孔などのリスクが高くなるような場合で、例えば大腸ポリープのサイズが大きい、ポリープの数が多い、高齢者、抗凝固剤内服、その他疾患を合併されている方、などでは入院による大腸ポリープ切除術をお勧めしています。

  • 大腸ポリープの切除の方法は、種々の方法が存在しますがワイヤー(スネア)をポリープの基部にかけ、そのワイヤーを締めて高周波電流を流し、ポリープを切断する方法が一般的に広く行われています。

  • 内視鏡的大腸ポリープ切除術に伴う偶発症には、頻度は少ないものの切除後の出血、腸管の穿孔などがあります。

  • 対応策として内視鏡的にはクリップを用いての止血術、縫縮術があり、それでも対応が困難な場合には外科的処置の適応になります。